職場・仕事・対人関係のストレスと過食・過食嘔吐

摂食障害:過食症のカウンセリング治療は、 大阪の淀屋橋心理療法センターhttps://www.yodoyabashift.com)でおこなっています。 TEL: 06-6866-1510 (無料の事前相談があります)

***********************************************************************************************************

過食症のカウンセリング治療

敦子さんが当センターにやってきたのは4年前、18才のときでした。当時の過食症の状態は、一度に3人前くらいを食べて吐くという過食症行動を毎日3回続けていました。嘔吐だけでは「太るんじゃないか」という不安がつきまとい下剤も使っていました。胃の中がすっからかんになってやっと一息つけるという状態でした。

カウンセリングをスタートして4年がたち、最近では過食嘔吐は2~3日に1回に落ち着き、量的にも1人前ちょっとくらいで終わりにすることができています。この4年の間にパソコン教室に通ったりして実務的なスキルを身につけ、敦子さんはこの春から念願の仕事に出られることになりました。

多少の事では過食をしなくなった

入社して6ヶ月がたち仕事の内容にもようやく慣れてきたころ、敦子さんはうっかリミスをしてしまいました。顧客へ届ける商品を、宛名の書き違いで別の人に送ってしまったというのです。直属の先輩にあたる恵子さんに「ミスは誰にでもあることだから。でもねお客様に迷惑をかけるミスだけは気をつけてね」と穏やかにしかしきっぱりと言われ、敦子さんは「すみません」と平謝りしました。

以前の敦子さんなら大ショックを受けて「なんてことしてしまったのだろう。私ってバカや、あかんたれや。仕事する資格ない」といつまでも自分を責めて、引きずっていたでしょう。今回は働きだして半年という間に何度もカウンセリングを受けて、職場でおきたいろんな出来事への対応を学んできましたので、そこまで自分を責めることはありませんでした。そのおかげで敦子さんは「ミスをしないように、次からは気をつけよう」と、気持ちを前向きにもつことができました。

苦手な上司 職場のストレスから過食へ

敦子さん自身も両親も心配していたのは「職場のストレスがかかってまた過食がひどくならないか」ということでした。職場には敦子さんが苦手なタイプの女性が一人います。大きな声でズバズバ物を言う主任のMさんです。気に入らないことがあると、相手のミスをあげつらうような言い方をします。一度なにかのときにタイミングがあわなくて、敦子さんは一方的に嫌みを言われました。「私はなにも悪くないのに、主任が割り込んでくるからややこしくなったんだわ」とむかつきましたが、敦子さんが謝っておさまりました。表面的には仲直りしたけど、顔もみたくないという気持ちが敦子さんのなかにはくすぶっていました。

その一週間後、敦子さんは主任のMさんと衝突してしまいました。Mさんはパソコンにくわしくて、フロアーの復旧を一手に引き受けています。敦子さんが入力したデータが消えてしまって、どうしていいかわからずMさんに復旧を頼んだのです。Mさんは「あなたがわざと消したんでしょ」と嫌みな言い方をするので、「いいえ、ちがいます。私は消していません」と敦子さんも負けずに言い返しました。まわりにいる人たちがびっくりするくらい大きな声で言い合いになりました。その後顔をあわせてもMさんはあいさつもしません。敦子さんは「ケンカしていても挨拶はちゃんとするのがマナー。社会人の基本だがら」と思いきちんとしています。こんな不協和音の響く職場で、敦子さんは緊張感から疲れ果てストレス倍増。家に帰ると冷蔵庫に突進して、食べ物を口に詰め込むような過食行動が又増えてきました。

カウンセリングを受けて、過食症が改善

敦子さんはカウンセリングを受けにやってきました。事の一部始終を聞いたカウンセラーはつぎのように聞きました。「敦子さんは確実にストレスを解消する方法をいくつ持っていますか?身近で気軽にできる解消方法をいくつかもちましょう」。

次にカウンセラーは敦子さんの過食行動の状態を細かく聞きました。「前は食べることにもっとこだわりが強かったな。『パンは神戸屋でないとダメとか、100kcal以上の物は食べない』とか、いろいろ自分のルールを作らないと不安で仕方なかったぞ。けど今回再発した過食症には、そういういこだわりは見られない。その辺が安心できる材料だ」と、カウンセラーは思っていました。「職場というところはなかなか難しいところでね。上司と正面衝突してもあまり得はないよ。なにか他の方法でやり過ごすことはできないかな。ちょっと工夫してみてごらん。今の敦子さんなら思いつくんじゃないかな」と、アドバイスしました。

苦手な人との直接対決をうまく避けて

それから一月後のカウンセリングで、敦子さんはかなり笑顔を取り戻していました。「主任のMさんには、できるだけ正面からプチ当たらないよう気をつけています」と話していました。小言を聞きたくないなと思ったらわざと二階に行ったりとか、聞いているふりをして右から左に聞き流したりしてしのいでいるとか。言い方にも工夫しながら摩擦の少ない対応の仕方を見つけていっているようです。Mさんとの関係も表だったトラブルもなく、仕事がはかどるようになりました。これに自信を得たのか対人関係について敦子さんから相談を受けることはだんだんと少なくなっていき、仕事の力もついてきました。

職場 仕事 対人関係 ストレス 過食

淀屋橋心理療法センター ☜クリック

(更に詳しい情報:上のリンクから当センターのメインHPへお越し下さい)

☎ 06-6866-1510

福田俊一  精神科医 所長 (摂食障害専門外来 40年の治療歴)

増井昌美  過食症専門セラピスト(摂食障害専門外来 30年の治療歴)

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 過食症・過食嘔吐へ
にほんブログ村

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ
にほんブログ村